【エンジニア資格問題】結局エンジニアに資格は必要なのか。徹底解析!?~Enginner Blog #02~
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はじめに…
もう12月も中旬ですね… 12月の後半はクリスマスに大みそかに…
あっという間に時間が過ぎてしまいそうです…
2023年に悔いを残さない為にも、充実した毎日を過しごていきたいと思います!
さておき、こちらはOwned株式会社 CTO 黒光俊秀 によるブログです。
前提として、このブログは[5年間エンジニアを積んできたエンジニアの個人的見解]であって、[他者を非難するもの]ではありません。 共感していただいたり、誰かの今後のエンジニア人生の励みになったり、エンジニアを志す支えとなるコンテンツになれば良いなと思って書いているのでぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
それでは早速、“エンジニアの資格問題”についてお話していきましょう!!
そもそもエンジニアに資格は必要?
結論、
● 目的のために資格を取る⇒ OK
●「なんとなくエンジニアには資格が必要だから。」⇒ NG
と私は思っています。
「なんとなくエンジニアには資格が必要だから。」がNGな理由としては、
①惰性的な時間の使い方をしてしまう可能性がる。
②途中で諦めてしまう可能性がある。
という点です。
なんとなくで始めて、モチベが続かず、気づいたら無駄な時間を過ごしていた…
これは、一番避けて通りたい道ですよね。
では、今度は「資格を取る目的」のパターンについてご紹介していきます。
どのような目的で資格を取るケースがあるの?
先ほど、『資格を取る目的』があるなら資格を取るべきという話をしましたが、具体的に『資格を取る目的』とは、どのようなパターンがあるでしょうか?
以下3点ほど紹介いたします。
①会社の入社条件として資格を取る
会社の入社条件として、資格を取らなければならない場合があります。
エンジニアの話からは離れますが、例えば、楽天は、TOEICを800点取らないと入社できません。
※楽天 TOEIC 800点 このような場合があるので、有名な会社へ入社を希望する際は、資格を取らなければならないのかしっかり確認しておくとよいでしょう。
②分野を絞って深く学びたい
分野を絞って深く学びたい場合には、資格勉強をすると良いでしょう。
例えば、データベースに関して深く学びたい場合は、データベーススペシャリストの試験を受けてみる、ネットワークに関して深く学びたい場合は、ネットワークスペシャリストの試験を受けてみるなどですね。
※データベースとは, ネットワークとは, データベーススペシャリストとは, ネットワークスペシャリストとは
つまり、自分の中で不足していると思う知識を分野に絞って強化をしたい方におすすめです。
また、こんなパターンもありますね。それは、「給与を上げるために資格を取る』というパターンです。実際、資格取得を条件に給与が上がる企業があります。
例えば、NEC Corporationでは資格取得制度を設けていて、会社が認めた資格を取得した場合に奨励金(最大5万円)を支給しています。
※NEC 資格取得制度とは
このように制度がある会社に勤めているならば、お金はあるに越したことは無いでしょうし、資格取得制度を利用して給与を上げてみるのも良い選択だと思いますよ。
資格を持っている = エンジニアとして活躍できる?
実際、資格を持っているとエンジニアとして活躍できるのでしょうか?
私自身は、資格は”肩書き”であると思っていて、”資格を持っていたとしても必ず社会で活躍できるかは蓋を開けてみないと分からない”と思っていますね。
よくある「東大卒だから社会に出ても仕事ができる or できない論争」にかなり似てると思っています。
実際に私自身も資格を持っていませんし、他の強いエンジニアも、必ず資格を持っているとは限らないですね。
”資格を取ったからエンジニアができる”とは考えず、資格は”学習を深めるためのツール”だと割り切っておくと良いと思います。
実際どんな資格があるの?
以上を踏また上で、「資格が取りたい!」と思った方に向けて有名どころの3つの資格をご紹介しますね。
エンジニアに関する資格はたくさんあるので参考にしていただければ幸いです。
①AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト
これは、AWSのサービスに関する造形を深められる資格になります。
※AWSとは 「クラウドエンジニアになろうと考えている。」、「インフラに関して体系的に学びたい、会社でAWSを使っている。」という方におすすめの資格になっていますね。
※クラウドエンジニアとは, インフラとは
以下にて試験のサンプル問題などの情報が掲載されているので、ぜひ活用ください。
AWS Certified Solutions Architect – Associate 認定
🔗https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-associate
②基本情報技術者試験
こちらは、ITエンジニアの登竜門として試験を受ける方の多い資格です。
大学生の方でも聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。
実は、経済産業省が認定している資格で、システムエンジニアやプログラマーの基礎スキルがあることを証明できる国家資格になるんですね。
※システムエンジニアとは, プログラマーとは
過去の合格率は25%前後といわれており、出題も広範囲に渡るため少々難易度の高い資格となっています。
基本情報技術者試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「基本情報技術者試験」に関する情報です。
🔗https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html
③応情報技術者試験
こちらは、”ワンランク上のITエンジニア”を目指したい方がよく受ける資格ですね。先程紹介した基本情報技術者試験の上位互換だと考えると良いでしょう。
応用情報技術者試験の合格率は20%前後で、4人に1人が合格します。
試験は出題範囲も広く、実務経験を積んだ受験者でも試験対策なしに合格するのは難しいレベルと言われていますね。
応用情報技術者試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「応用情報技術者試験」に関する情報です。
🔗https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/ap.html
<よくある質問>
Q. プログラマーになりたいけど未経験で何から始めれば良いか分からないという場合はどうすれば良いのでしょうか?
まず、『本やYouTubeなどを使って知識を入れよう。』と浮かぶ方もいるかもしれませんね。
しかし、何が社会で求められるのかは現場でしか分かりません。
その為、仕事を通じて経験値を得ると良いでしょう。
未経験なのに?と思う方もいるかもしれませんが、”未経験のプログラマーでも雇ってくれるインターン”もあります。それらを探すと良いでしょうね。
他の方法としては、クラウドワークスやココナラなどのクラウドソーシングに挑戦してみると良いでしょう。
※クラウドソーシングとは, クラウドワークスとは, ココナラとは また、条件はありますが、”求職者支援制度を利用する”という手段もあるでしょう。
※求職者支援制度とは
Q. 資格よりも実績が重要という捉え方をしましたが、実績がない場合はまず仕事がもらえないのではないかと思っています。ある程度コードは書けるものの、資格もなく、実績もないという場合はどう仕事を手にしていけば良いでしょうか?
たしかに、 実績がないと好待遇の仕事はもらえないですね。
しかし、探せば仕事はあると思います。
また、”友達のWebサイトを作ってみる”、”知人に仕事先を紹介してもらう”など、根気強く働き先を探してください。そのようにして実績を残していくことが大切です。実績は自分から掴み取りに行きましょう。
Q. 資格を取らない場合、どのように勉強していくのがオススメでしょうか?インプット経路を教えていただきたいです。
資格などは試験日があったり、形として結果が残ったりとモチベーションの維持がしやすいかもしれませんが、資格を取らないとなるとモチベーション維持が難しかったりもします。
その場合は、目に見えて出来上がっていく制作物があると、モチベーションを下げることなく学習できると思いますね。
一番おすすめの方法としては、progateを通じてHP作成の練習をすると良いでしょう。
※progateとは ここで、HTML & CSSのコースを完全に理解できるまで取り組みましょう。
※htmlとは, cssとは
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